奇跡のホルモンメラトニン レビュー

TAKAです。

メラトニン 増やし方

私たちの先祖は、ずっと日が昇っている間は、濃紺したり、狩猟したり
して時間を過ごし、日が暮れれば休むといったふうに、

日光の明かりとともに生活リズムを刻んで暮らしてきました。

夜間でも、ルシファー(偽の光)を使い昼間と同じように活動を
するようになったのは、人類の長い歴史から見ればごく最近のことですよね。

近年、急増する慢性疾患から難病まで全てにおいて、
自然からかけ離れたことが関係していることは間違いありません。

その中でも、この光と闇の関係はそうとう大きな比重を占めていますので
この本でその科学的な部分を勉強していきたいと思います。

メラトニンには強力な抗酸化物質としての能力が備わっている。

フリーラジカルが引き起こす全ての病気に新しい予防法、治療法として
登場する可能性が秘められている。

形といい大きさといいトウモロコシの粒にそっくりの小さな器官松果体。

松果腺とも呼ばれるこの器官は人間の体のなかで一番最初に完成し、
受胎後わずか3週間ではっきりと確認できる。

1965年頃、松果体はたいして役にたたない進化の名残り、という程度
の扱いだった。

ところが、そのメラトニンが、私たちの体内で生体維持に欠かせない
機能を果たしていることがわかってきた。

世界各地の研究室では、さまざまな実験から多くの重要な役割をになう
物質であるという動かぬ証拠がでてきている。

私たちがすこやかな生をまっとうできるかどうかはメラトニン次第といっても
過言ではないくらい。

奇跡のホルモン、メラトニンの効果効能

ストレスの緩和、ウィルスや細菌の撃退、よりよい睡眠の確保、時差ボケ
の解消、心臓病の回避、生物リズムの調整、ガンから身を守る
天然の睡眠薬、コレステロール値を血圧を下げる、不整脈を防ぐ、
抗不安薬としての機能も果たしてくれる、怪我の早期回復、精神安定

慢性的な痛みに苦しんでいた人が痛み止めをやめた例も。

近い将来期待されるメラトニンの有効活用

● 傷の治癒を早める
● ワクチンの効果を増す
● 風邪や発熱への対処
● 化学療法にともなう副作用の緩和
● 手術によって低下した免疫力の回復
● 免疫系の老化防止
● ナチュラルキラー細胞のはたらきを刺激する

メラトニンでドラマティックに人生を激変した人

「決して誇張しているわけではありません。

始めてメラトニンを飲んだ晩、私はこれが眠るということなのだと初めて
知りましたよ。、それ以前にも確かに眠ってはいました。

でも、表面的なものにすぎなかったのです。

一晩中、ひどい夢ばかり見ていました。

目が覚めても、ぐったり疲れて頭は混乱しているので、とてもベッドから出る気
になれませんでしたよ。

今では、新しい人生が開けたようです。

うんと幸せになりましたし、人当たりもよくなりました。

そう簡単にイライラしなくなったのです。

仕事上のプレッシャーにも強くなりました。

なぜもっと早くメラトニンに出会わなかったのだろうとそれだけが残念です。
人生をずいぶん無駄に過ごしてしまいました」

1993年の実験

十分に休息をとった若者たちに、日の高いうちにメラトニンを服用させて昼寝を
させるという実験。

メラトニンをわずか0.1ミリグラム(数粒の塩の結晶ほどの量)服用しただけで被験者たちの眠りは深くなった。

アメリカ全土にいる2千万人はいると思われる不眠症患者たちの多くが
このニュースに沸いた。

メラトニンがさまざまな原料を合成してつくりだされたクスリではなく、
もともと人間の体内で眠りをつかさどっている物質というのが歓迎された。

生成されたメラトニンは処方箋なしで簡単に手に入り、しかも1瓶10ドル
(約1000円ぐらい)というのも魅力だった。

旅行者、出張者、飛行機のクルーはメラトニンに飛びつきさっそく機内
持ち込みの手荷物にしのばせるようになった。

スチュワーデスは、

「メラトニンのおかげで本当に楽になった。これなしでは、もう乗務できませんね」
と語る。

免疫機能をたかめるメラトニン

メラトニンは私たちの体が夜間に休息し回復するサイクルを形成するという重要
な機能を果たしている。

メラトニンは、午前2〜3時頃にレベルはピークに達する。

ちょうど時を同じくして、血液の流れにのって体内を循環する免疫細胞の数は
かなり増加し、がん、ウィルス、細菌への抵抗力が高まる。

また、体にストレスがかかると、メラトニンがはたらいて免疫系を強めようとする。

それが、ウィルス感染によるストレスであろうと、精神的なストレスであろうと
クスリによる免疫機能の低下であろうと、あるいは老化によるものであっても同じ。

なぜメラトニンがそれほど若返りに効くのか。

メラトニンが免疫系を防御して機能を高めるから。

年齢が高くなるほどその効果は増す。

1984年の実験では、メラトニンを投与されたマウスはより活性化した
メラトニンが投与されたマウスには、より活性化した免疫細胞が格段に
多いことに気づいた。

与えなかったマウスの133%に達していた。

最良の抗酸化物質

アメリカ国民はこれまで、抗酸化ビタミンC、E、βカロチンを摂取するために
年間十億ドルをくだらない金額を投じてきた。

抗酸化物質は、フリーラジカル(活性酸素)という、体に多大なダメージを
与える危険な分子をやっつけて病気になるのを防いでくれる。

抗酸化物質はフリーラジカルの動きを防止して細胞が損なわれるのを防ぎ
私たちの健康を守ってくれる。

今まであまり知られていなかったが私たちの体内でも抗酸化物質はつくられ、
フリーラジカルがひきおこす損傷を防ぐために大きな役割を果たしている。

1993年、研究グループは、現在体内で作られる抗酸化物質のうち
もっとも幅広く力を発揮しているのがメラトニンであるとつきとめた。

メラトニンはたんなる抗酸化物質というだけにとどまらない。

これほど多方面に強い影響力を及ぼす抗酸化物質はいまのところまだ
見つかっていない。

メラトニンは、ビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍、また人工合成
された抗酸化物質DMSOのじつに5百倍もの力を発揮する。

メラトニンは生物学者の試験管のなかであろうと、植物の葉であろうと
人間の目であろうとフリーラジカルと出会ったが最後始末してしまう。

ガンを防ぐメラトニン

メラトニンには生物をがんから守る力がある。

さまざまなガンの発生にはフリーラジカルが大きくかかわっている。

多くの場合、フリーラジカルがDNA分子に大きなダメージを与える
ことから、がんという病気のプロセスがはじまる。

DNAはとても大きい。つまり表面積も広いのでフリーラジカルに
攻撃されやすい。

人間が70才を迎えるまでに細胞がフリーラジカルの体当たり攻撃を
うける回数は、じつに10万回にものぼる。

この攻撃のほとんどはとるに足りないダメージしか与えないので
細胞が分裂してしまう前に修復がなされる。

だが、何十兆もある細胞のわずか1つでそのDNA分子のダメージが
修復されず変異してしまうという可能性は高い。

悪性腫瘍ができるにはこのような細胞が1つあるだけで十分。

70才以上の人々の解剖結果によれば、その半数以上の人の体内の
どこかに腫瘍がひそんでいたという。メラトニンの750倍の毒素
を与えても、このホルモンはほぼ100%の防衛を果たした。

放射線から体を守る

メラトニンには人間の白血球を放射線から守るはたらきがあること
もわかった。

抗酸化物質が放射線のダメージを防ぐのは並大抵のことではない。

放射線はもともと悪者でもなんでもない水の分子を分解して
水酸基に変えてしまう。

この水酸基はフリーラジカルの中では飛び抜けて破壊的。

周囲の分子からどんどん電子を奪い、すさまじい連鎖反応をひきおこす。
電子を奪われた分子は、次々に手近なところから電子を奪う。

この分子の連鎖反応はまるで野火のように広がり、やがて体全体を
焼きつくす。

1986年にソビエトのチェルノブイリ原子力発電所で起きた事故
で強烈な放射線にさらされた労働者はこのように水酸基が猛烈の勢い
で暴れまわったために死亡した。

メラトニンははたしてこの種のフリーラジカルのダメージを防ぐことが
できるのかどうか。研究グループはこの疑問を解くために、
人間の白血球に放射線を照射した。

その結果、メラトニンは今のところ確認されている抗酸化物質の中で
もっとも巧みに細胞を守るということがわかった。

放射線防護の力がずば抜けて高いとされている人工の抗酸化物質DMSO
でさえメラトニンの500分の1でしかない。

X線やマモグラムの撮影の時、レントゲン技師が安全な場所に移って
から機械を操作しているのは、どんなわずかな量でも放射線は危険という
データがあるため。

将来は、病気の診断をのためにX線撮影するときには、あらかじめメラトニン
の錠剤を服用するように指示されるだろう。

白内障を防ぐ

メラトニンが眼をフリーラジカルから守ることができるかどうかを
解明しようとしていた。

眼の水晶体の98%はたんぱく質。

フリーラジカルの被害をうけるとたんぱく質は凝固して濁ってしまう。

それが白内障(目玉焼きの白身と同じこと)。
長く生きれば生きるほど眼は太陽の紫外線にさらされ白内障になる
可能性が高くなっていく。

体は眼がフリーラジカルの攻撃に弱いことをどこから知ったのか、
ガード役としてちゃんと抗酸化物質を配している。

眼にはメラトニンがとりわけ多い。

だが加齢とともにメラトニン生成量は少なくなるので白内障を防ぐ
力は弱まっていく。

若いラットを使って、体内で作られる重要な抗酸化物質のひとつグルタチオン
の生成をストップさせる実験をした。
(メラトニンと同じくグルタチオンはほぼすべての生物に含まれている)

グルタチオン不足の若いラットたちは、わずか2週間で白内障になった。

そこで、ラットの半数にメラトニンを与え白内障が食い止められるか
どうかを確かめた。

16日後に調べたところメラトニンを与えなかったラットは両方の眼が白内障
になっていたのに、メラトニンを与えたグループでは白内障を起こしていたのは
わずか1匹、それも片目だけだった。

「老人性の白内障が酸化のストレスによるものだと考えれば、老化するにしたがって
失われていくメラトニンを高齢者に補充することで加齢とともに生じる白内障を
防いだり、進行を食い止めることができるかもしれない」

一方、別の目的でメラトニンを服用していた人々の眼がよくなったという例もある。

たとえば、オレゴン州ポートランドに住む女性の場合、片方の眼が白内障で夜は車
も満足に運転できないほどひどかったという。

ところが睡眠剤としてメラトニンを服用するようになっていらい、ちゃんと見える
ようになってきた。

脳とフリーラジカル

体の中で一番フリーラジカルの攻撃に弱いのは脳。

私たちの脳の重さは体重のわずか2%だというのに、
息をして吸い込む酸素の20%は脳で消費される。

つまり、絶えず大量のフリーラジカルにさわされている。

また、脳は不飽和脂肪酸の濃度が高いのでとくにダメージを受けやすい。
この不飽和脂肪酸という複雑な分子は、電子の結びつきが緩やかなので
フリーラジカルのターゲットになりやすい。

また、脳の組織は鉄を豊富に含んでいる。
この鉄が酸素の代謝の副産物である過酸化水素を水酸基に変えてしまう
ことがある。

フリーラジカルは脳に壊滅的なダメージを与える。
というのもニューロンという脳の神経細胞は再生しないから。

失われるニューロンがある一定の割合を超えれば、知的な働きがすべて
危機にさらされる。それこそ、記憶あら自動車の運転まですべてに障害
がでてくる。

現在では、アルツハイマー病、ゲーリッグ病、多発性硬化症、
パーキンソン症候群など脳の病気の大部分の発症にフリーラジカルが
かかわっていると考えられている。

長く生きれば生きるほどこのような病気にかかる可能性は高くなる。

神経細胞が変質して起きる病気を防ぐには、抗酸化物質をとるのも1つの
方法。しかし、じつは脳はたいへんユニークな防戦体制をしいている。

脳が生き延びられるかどうかは極めて重大な問題なので、
血液脳関門というバリアーで保護されている。

このバリアーは有害物質の一部(すべてではない)をシャットアウトして
化学物質などのひじょうに微妙なバランスを保っている。

ただ、このバリアーは脳と抗酸化物質との接触まで阻もうとする。
大量の抗酸化物質を脳に送り込むことができれば、神経細胞が変質して
起きる病気を防げるはず。

じつは、メラトニンはこの血液脳関門をやすやすと通り抜けてしまう。
これは実際に確かめられている。

一番新しい実験では、メラトニンは脳卒中の発作によってできる
フリーラジカルから脳を守ることがわかった。

動脈がふさがると酸素を豊富にふくんだ血液が脳に流れ込まなくなる。
発作はこのような場合におきる。

ある時間以上酸素が供給されないと脳細胞は死んでしまい脳そのものが
大きな打撃を受ける。

しかし、動脈が通るようになって脳に血液が戻るとさらにダメージが加わる。

このプロセスは膨大な数のフリーラジカルを発生させ、二次的ダメージを
与える。これは最初に起きた発作よりも思いダメージを脳に与える可能性がある。

オールラウンドな抗酸化物質

有毒な農薬が引き起こすフリーラジカルの害を防ぐ。
アルコールが胃を腐食するのを防ぐ。
細菌毒素(LPS)による中毒性ショックや敗血症の害を食い止める。

つまり、フリーラジカルという敵とメラトニンを戦わせれば
必ずメラトニンが相手をノックアウトして勝負をつける。

● フリーラジカルは周囲の分子をナノ秒単位で攻撃する。
抗酸化物質がよほど近くにいなければとうていそれを防ぐことはできない。

抗酸化物質は「その場」で応戦しないといけない。だが、ほとんどの抗酸化物質は
それができない。

例えば、ビタミンCは水溶性なので細胞の中の細胞質ゾルといった液体のなかにだけ
にしか存在できない。

細胞膜は脂肪質の分子でできている。それをビタミンCで守ろうとするのは
ちょうど屋根裏の火事を消そうにも消化器は錠のかかった物置の中という感じ。

メラトニンは水にも脂肪にも溶ける。

これは、自然界では珍しい性質であり、だからこそメラトニンはメラトニンは細胞
のあらゆる部分を守ることのできる唯一の抗酸化物質と呼べる。

また、メラトニンは体内のすべての関門をやすやすと通過できる。

血液脳関門であろうと胎盤であろうとこの抗酸化ホルモンは苦もなく通り抜けて
体中の細胞を守ってくれる。

● メラトニンとビタミンEを1対1で比較するとメラトニンには細胞膜を守る力が、
少なく見積もって2倍はあるようだ。

ちなみに、これまでビタミンEは体内の脂溶性の抗酸化物質の中で一番強力とされていた。また、水酸基を中和するはたらきに関しては、メラトニンはグルタチオンの5倍
の力を発揮する。

細胞を放射線の害から守るはたらきに及んでは、放射線防護能力が強いと言われる
DMSOのじつに500倍というのだからたいへんなもの。

● じつは、一般に知られている抗酸化物質は特定の状況におかれるとフリーラジカル
を発生させる。そのひとつビタミンCは、ジキル博士とハイド氏のような二面性を持っている。

たいていは、抗酸化物質として申し分のないはたらきをするが、例えば熱、外傷、感染症、放射線、毒素によって体内の組織がダメージを受けた際に遊離鉄と出会うと
フリーラジカルを発生させる側にまわる。

メラトニンがフリーラジカルを発生させるというデーターは皆無。

● 細胞の核ではメラトニンの濃度が特に高いということがつい最近わかった。
核の中でメラトニンはDNA分子と密に結びつく。

くわしいところはまだ分かっていないが、試験管実験や動物実験を行ったところ
メラトニンはフリーラジカルの攻撃からDNA分子を守る強力な力があることがわかってきた。

体内で分泌される量こそほんのわずかだが、防御する力は圧倒的。

DNAをガードする能力を利用すればメラトニンはガンを防ぐ有力な武器となる。

● メラトニンは簡単に合成できるうえ、投与形態も好みのまま。
錠剤、注射、スプレー、塗り薬、貼り薬などあらゆる方法が有効。

体内で生成される抗酸化物質のほとんどは、このような方法では効果がない。

また、メラトニンは体内に入っても別の形態に変わる必要がない。
だから、しかるべき酵素や「補助因子」を考慮する必要もない。

安くて、しかも好みのスタイルを選べるということなら誰でも簡単に
体内のメラトニンの量を増やすことができる。

公害から身を守る

吸い込む空気、飲料水、食物も除草剤、農薬、有毒な廃棄物など致命的
な数多くの危険物質に汚染されている。

このようなさまざまな毒素はフリーラジカルを発生させて猛威をふるう。

メラトニンはこうした環境危機に対して非常に高いレベルの防衛力を発揮
することがあきらかに。

アルコールやタバコなど人間が体内に招きいれる有毒物質の害をふせぐ
こともできるという証拠もでてきている。

心臓の健康維持

高血圧症の被験者の血圧を1周間以内に標準値にまで下げる効果を発揮。
マイナスの副作用はいっさい出ていない。

がんとの戦いに大きな役割を果たす

あらかじめメラトニンを与えておけば、発がん物質を注射してもガンは
発生しないという実験結果はひとつやふたつではない。

いったん、がん細胞が発生してしまっても、メラトニンはその増殖の
速度をゆるめる力がある。

試験管試験ではメラトニンはさまざまながん細胞の成長を抑えることが
わかった。

乳がん、肺がん、子宮頸がん、メラノーマ(悪性黒色腫)、前立腺がん。

ヨーロッパで行われた予備実験では、化学療法、手術、免疫抑制剤、放射線治療
などあらゆる治療法はメラトニンを加えることで効果が高まった。

腫瘍の活動が完全にストップした患者は、単独の治療よりもメラトニンを投与
を+した時のほうが多かった。

また、メラトニンを投与された患者の大多数は当初の予定よりも長生きし、
副作用に苦しむ割合が少なかった。

クオリティー・オブ・ライフが高められたとも言える。

エイズと戦う

エイズの研究には、巨額の費用が投入されているが効果的な治療法やワクチンの
開発はけっして順調ではない。

めぼしい成果といえば、症状の進行を遅らせること、エイズに付随して発生
するさまざまな病気の治療法が進んだことぐらい。

メラトニンは、エイズ・ウイルス相手にも互角のたたかいを見せる。

エイズ患者には各種免疫細胞(Tヘルパー細胞、ナチュラルキラー細胞、インターロイキン2など)が不足することがわかっているが、メラトニンはそのような免疫細胞に
刺激を与える。

さらに、エイズ患者が多く処方されるAZT(アジドチミジン)といった薬の副作用
を抑える力もある。

その結果、、末期段階のエイズ患者のクオリティー・オブ・ライフは高められる。

毒性のない、安全なメラトニン

メラトニンはいっさいマイナスの副作用を引き起こさない。
ここが、ガンやエイズに対する他のあらゆる治療法とまったく違う点。

これまでに人間や動物を対象として何百という実験が行われているが、
いずれもメラトニンは安全で無害、しかも習慣性になる心配がない無用のホルモン。

いちばん大がかりな実験では、1400人の女性に4年以上にわたって大量のメラトニンを服用させた。ここでは、マイナスの副作用が生じたという証拠は皆無に近かった。

規模の小さい同種の実験の結果も同じだった。

「おぼれてしまうぐらいの量を摂らないかぎり、メラトニンが有害だとは言えない」

とはメラトニンにくわしい研究者の言葉。

寿命を延ばし、長寿に活気を与える

メラトニンを服用すれば、健康で凄惨的に生きる年月をのばせるかもしれない。

人間の体内でつくられるメラトニンの量は年をとるにつれてどんどん減っていく。

つまり、快い睡眠をもたらしフリーラジカルを始末し、心臓の機能を安定させ
免疫の機能を高め、がんを撃退するホルモンが減る。

老化防止策としては最強の手段が奪われてしまうことになる。

それならば、再びこのホルモンを補充すれば、私達の寿命は伸び
リウマチ、糖尿病、心臓病、がん、アルツハイマー病、パーキンソン病症候群など
深刻な病をよせつけずにすむかもしれない。

楽観論どころかおおいに信憑性のある話。

現に研究室の実験で老齢の動物にメラトニンを与えたところ、寿命が20%ほどのびた。

現代人のライフスタイルがメラトニンを奪っている

人工的な光はメラトニンの生成を乱してしまう。

日中に大量につくられたり、眠らなくてはならない夜間には足りなかったりという
ことがおきてくる。

メラトニンレベルを下げてしまうもの

● 電力線や家庭の配線、電気器具などの電磁場。
● 鎮痛剤、抗不安薬などの薬。
● カフェイン、たばこ、アルコール

夜間に多量に作られるメラトニン

どんな生命体のなかでもメラトニンは必ずサーカディアンリズム
(約24時間の日周期)にしたがって生成されていて日中よりも夜間のほうが多量
に作られる。

動物、植物、藻類、いすれもこの生成サイクルを守っている。

対照的なアドレナリンとメラトニン

アドレナリン(逃避か闘争か)・・・
脈拍数を増す。筋肉を緊張させる。血圧を上昇させる。行動を促す。

メラトニン(急速と回復)・・・
脈拍数を減らす。筋肉を弛緩する。眠りへと誘う。

老いとメラトニン

無事に青年期をくぐり抜けた人々を待ち受けるのは、メラトニンが
今度は老化の引き金になるかもしれないという問題だ。

体内で作られるメラトニンの量は高齢になるほど容赦なく減っていく。

70や80才にもなれば計測不能になるほど少なくなってしまう。

年齢とともに減っていくホルモンはたくさんある。
テストステロン、エストロゲン、成長ホルモン、性ホルモンの前駆物質
であるDHAもその一部だ。

ホルモンの減少が老化プロセスを進行させる一因なのかもしれない。

だから減った分を補充すれば若さを維持できるのではという方向に変わって
きている。

老化防止への影響力といえば、数あるホルモンの中でもメラトニンに勝る
ものはないようだ。

なぜメラトニンが若返りに効くのか?

それは、メラトニンが免疫系を防御して機能を高めるからだ。
年齢が高くなるほどその効果は増す。

光と闇の関係

日光を浴びたラットたちは人工の光を浴びたラットよりも
多くのメラトニンを分泌していた。

窓のない部屋は常に400ルクスに保たれていた。
これは、普通の室内用の証明よりも明るい。

日光が当たる部屋では、日の出や日の入りの時には数ルクス、
天気のいい日には3000ルクス(蛍光灯の光の7倍以上の明るさ)
とさまざまに変化していた。

窓のない部屋では光の明るさは一定だったのに対して、
日光が入る部屋のラットは朝から晩までゆるやかに変化する光をあびてすごしていた。(ゆらぎ効果)

現代人は窓のない部屋で暮らすラットのようにたいていの人は
あまり日光を浴びない。仕事はほどんど部屋の中。

休日は、テレビ、テレビゲーム、パソコンの前に陣取って夢中になる。

エクササイズは歩道ではなく動くベルトの上を歩くという人も多いだろう。

多くの人は、一日の大半100ルクス以下の光にしかあたっていない。
100ルクスという明るさを外で浴びる光の強さと比べてみる。

日中外の明るさが500ルクス以下になることはめったにない。

どんより曇った日でもそれ以上の明るさがある。
天気のいい夏の日には外は10万ルクス以上にもなる。
私たちが室内で浴びる光の1000倍だ。

● PMSの女性が昼間、人工の明るい光を2時間浴びると夜間に分泌される
メラトニンの量が増える

● 不眠症患者たちが5日連続で毎朝30分ずつライトボックスの前にすわった。
実験が終わる頃には患者たちの体内で夜間のピーク時に分泌されるメラトニンの
量が160%も多くなっていた。

1993年の実験・・・

20〜30大の男女14名が明るい光(2500ルクス)を4時間浴び、
翌日は普通の明るさの光(500ルクス)を4時間浴びるという実験が
行われた。

光を浴びる前と後にさまざまなテストをして、参加者の肉体的および精神的
なコンディションを確認した。

反応テストでは暗い光よりも明るい光を浴びたほうがミスが少なかった。

明るい光を浴びた後にあきらかに進歩したのは、認識力、頭の冴え、反応時間
だった。

さらに、見過ごせないのは明るい光を浴びているときに快調な気分を味わった
という参加者の感想。

なぜ、このようなはっきりとした変化があらわれるのか?

考えられるとすれば、メラトニンの親分格にあたる分子、セロトニンのレベル
が上がったということだ。

セロトニンは神経伝達物質でリズム運動などすることでも増える。

1992年には、うつ病患者と健康な人々で光療法を行いセロトニンレベルを
調べてみた。

光療法の後、療法のグループともセロトニンの量がめざましく増えていた。
しかし、うつ病患者のグループは対照群よりも増加の度合いが高かった。

太陽の自然光にも抗うつ剤と同じような効果がある。

サンディエゴで光の研究をしているレイチェル・スピリット医師は、
長時間戸外で過ごした人にはうつ病の症状があらわれることが少ない。

とくにSADにつきものの・・・過食、ひきこもり、疲労感はあまりみられない。

日中はセロトニンを、夜間はメラトニンを

昼間はセロトニンのレベルが高く、夜間はメラトニンのレベルがぐんと上がる
というのが私たちが生き生きと健康な状態を保てるように自然が生み出した
メカニズム。

セロトニンのおかげで昼間ぱっちりと目覚めた状態でエネルギッシュに活動する。
夜になれば、メラトニンが休息と回復をもたらしてくれる。

このように私たちの生体維持に欠かせない2つの物質は、昼間明るい光をあびることで促される。

祖先たちは、濃紺民族か狩猟採集民族でありほとんど外で暮らしていた。

その頃に比べると私たちのライフスタイルはドラスティックな変化をとげている
が私たちの体はそれほど変化しているわけではない。

知らず知らずのうちに太陽と疎遠になり、光の欠乏から起きる健康障害に苦しむ
ことになっている。

昔の教え

2千年前の中国の書物・・・
「目で直射日光を受ければ、生体維持に欠かせないエキスが分泌され脳は多大な
恩恵をこうむる」

ヨガの世界・・・
「松果体(サハスラーラ・チャクラ)を通じて太陽光線が体にエネルギーを与える」

東洋の神秘主義的伝統、科学的思考、どれも同じメッセージを発している。

「肉体的にも精神的にも最高な状態を保つには、都市の洞窟から這い出して
 もっと太陽の下ですごせ」 と。

だが、夜になれば光を避けて、闇がもつ癒やしの力を受け入れることも同じくらい
大切。暗さは、松果体にメラトニンを分泌させ休息と回復を確保するための
たいへん重要な時の到来を告げる。

残念ながら昼のあいだ光が不足しているのと同じぐらい、私たちには夜間の暗さ
が不足している。

ほんらいなら、十分な量が自然につくりだされるはずのメラトニンを大幅に
失ってしまっている。

光療法とメラトニン研究の第一人者アルフレッド・ルーイが1980年に発表
した論文の中で

「一定以上の明るい光(2500ルクス)は、夜間のメラトニンの分泌を大幅
に抑える」と主張。

それ以後、それほど明るくない光でも(せいぜい100ルクス)でも人によって
あ夜間のメラトニンの生成量が減ることがわかった。

私たちはたいてい、夜でもこの程度の光にはいつも当たっている。

しかし、光が明るければ明るいほどメラトニンの分泌料は少なくなっていく。

ただ、光に対する反応も一人ひとり違う。ある実験では、500ルクスの光に
あたってメラトニンの分泌量が8%減った人がいる一方で98%も減ってしまった
ケースもあった。

どうやら、光の影響を一番強くうけてしまうのは、もともとメラトニンレベルが
低い人のようだ。

つまり、メラトニンの量が少なければ少ないほどさらに失う可能性が大きい。

ビタミンB12を多量に摂取する人は夜間に光を浴びた場合に減少するメラトニンの
量が以上に多く、光が消えても回復するまでにかなり時間がかかる可能性がある。

自然な量のメラトニンを減らさないために

日中どれだけ光を浴びればいいのだろうか?

1日につき1000ルクス以上の光に少なくとも1時間以上あたるべきという
研究もある。

この条件を室内で満たすには、

● 特性のライトボックスの前に座る
● 天気のいい日に窓から外を見る

戸外でもっと長い時間を過ごせば、浴びる光の量も増える。

● ランチを外で食べる。
● エクササイズの場を外に移す
ゴルフ、テニス、スイミング、ハイキング、サイクリング、ジョギング、
フィットネス、ウォーキング、キャンプ、ボートなどなど

メラトニンの増加に関係するのは目から入る光だけと考えられている。

家の中や仕事場でもっと多くの光を浴びるには、ちょっとした工夫が必要。

● 日中はカーテンやブラインドを開けておく。
● お気に入りの机や椅子を窓辺に置く。
● 家の中に差し込む光をさえぎらないように植木を刈り込む。
● 壁を明るい色にペイントする

上記の方法で昼間に浴びる光はかなり増える。

また、三段階式に明るさを切り替えられる電球や光の量を調節できる
スイッチを使えば、日中は明るい光、夜は弱い光と使い分けることができる。

テラスルームや天窓、それに家に光を取り入れるための「サン・チューブ」
を加えてみたらどうか。

庭があるならちょっとした雨や風をしのげるスペースを作ってみる。
そのような場所なら昼間、直射日光をさけて過ごすことができる。

また、いつもの週間を変えてみるだけでも日中に浴びる光の量は変わる。

● 空港での待ち時間には窓のほうをむいた席にかける。
● 飛行機、バス、列車では必ず窓際に座るようにする。
● 仕事場の照明を増やす
● サンルーフつきの車ならいつも開けておくようにする

メラトニンとは

夜は暗く

心身ともに充実しているためには、夜間にできるだけ光を浴びないようにする
のも重要。

とくに、就寝前の1〜2時間はメラトニンの分泌量が増えていくのでとくに気
をつけなくてはならない。

● 夜読書をする時には、本を読むのに必要な光以外は消す。
● テレビを見るときには照明を暗くしたり、消してしまってもいい。
● 寝室の窓からあまりにも明るい光が射し込んでくるなら、色の濃いシェードや
カーテンを足す。
● 寝ようとするときにパートナーがまだ本を読んでいればアイマスクをする。
● 夜中にトイレに行くときは、照明は落としたままにする。

とにかく、もっと睡眠時間をとることだ。コーネル大学の心理学教授
ジェームズ・マスによれば90%の人間は一晩に8時間以上の睡眠が必要だそうだ。

睡眠不足かどうかわかる3つのテスト

① 目覚まし時計をセットしないで寝て、朝いつもどおり起きられるか
起きられなければ、おそらく睡眠が足りていない。早く寝て目覚まし時計が
鳴る前に目覚めるというのが理想。

②  昼間、部屋を少し暗くして静かに横になる。5分以内に眠れば、夜
十分に寝ていない可能性がある。

③ 仕事場や学校でうとうとしたり、運転中に眠気に襲われればそうとう
睡眠が不足している可能性がある。

睡眠時間を増やせば、夜間のメラトニンの分泌時間も延びる。

メラトニンが十分に分泌されていれば血圧が下がり、免疫系が刺激され、
すべての段階をきちんと踏んだ睡眠をとることができる。

翌朝目覚めたときには心も体もすっきり回復しているはず。

見えない敵、電磁場(電磁波)

電磁場はどのようなメカニズムでガンをはじめとする病気を引き起こすの
だろうか。

諸説でたが、これぞというものはなかった。

今のところ有力なのは、電磁場はメラトニンの活動を阻み、それによって
このような病気の一部あるいは全部が引き起こされるのではないかという考え。

● 家庭で電気毛布を使用する。
● 実験機器からでる電磁場を浴びる。
● 医療用の映像機器NMRを使用する。

という3つの状況でなのほニンのレベルを下げた。

これこそ電磁場とメラトニンの関係をものがたる「決定的証拠」と言い切る
科学者もでてきた。

間違ったシグナル

残念ながら万能な松果体といえどひとつだけ大きく欠けていることがある。

自然の磁界と人工の磁界を性格に識別できないのだ。

渡り鳥をケージに入れてその周りに電線を巻きつけると、人工の磁界が
地磁気と衝突して鳥は混乱したメッセージをうけとる。

すると羅針盤の針が正確には読みとれなくなり、メキシコのカンクンに
向かうはずがアンカレッジに行ってしまいかねない。

同様に小さな磁石をつけられたハトは、自分の家がどちらの方角がわからなくなる。

くじらも地磁気を頼りに移動を計画する。
くじらが時として浅いラグーンに乗り上げてしまうのは、人工の磁界に邪魔される」せいなのかもしれない。

人間のコンパス

はるか昔、まだ人間が原始的な狩猟採集生活をおくっていたころは、自分がいる
位置を判断するためにやはり松果体を使っていたかもしれない。

地磁気などさまざまな気象にかかわる出来事が生命体におよぼす影響を調べる
生物環境学者は、地磁気の急変と人間の健康や行動のあいだにはつながりがある
ことを統計上から数多くわりだしている。

出産、死亡、てんかん発作、殺人、精神病院への入院、心臓発作などがおきる
割合はどれもみな地磁気の変動を反映している。

1979年にネイチャー誌に発表された研究は、地磁気と心臓発作に苦しむ
人々のあいだには関連性があることを明らかにした。

両者は驚くほど一致している。

人工の磁界の影響

一般の家庭の配線や電気機器から生じる磁界は人間のメラトニンレベルを下げる
可能性がある。

電気毛布の電源をつけたまま寝ると電気毛布をつかわない時よりもメラトニンレベルが50%も低くなった。

電気毛布とさらに枕元には電磁場の発生源である目覚まし時計がある
(今でいうとスマホがある)

という場合には松果体は電磁場から誤ったメッセージを受け取っていることになる。

つまり、彼女たちの体は電磁場のおかげでもっとも有力なホルモンを奪われてるのだ。

電磁場、メラトニン、乳がんのあいだのつながりを思わせる実験結果

バークレーのカリフォルニア大学の研究者ロバート・リバディーがおこなった
試験管実験である。

リバディーは電磁場がメラトニンの活動をブロックするかもしれないという
結果を得た。

つまり、体内で分泌されたり補充されることによってメラトニンの量が
十分であっても電磁場はこのホルモンを無力にしてしまい、ガンを撃退する
はたらきを奪ってしまうかもしれないのだ。

リバディーはまず、人間のがん細胞をメラトニンの溶液で培養した。

それから、その細胞に12ミリガウスという中程度のレベルの電磁場をあてた。

7日後、細胞の成長ぐあいを見るとメラトニンで培養されなかった細胞と同じ
だけのスピードで成長していることがわかった。

私たちは朝から晩までつねに、目に見えない電磁場という磁界にさらされている。
その電磁場がじつは、メラトニンのガン撃退能力を封じ込めていたのだ。

とにかく距離をおく

離れること。腕の長さだけ離れれば体に浴びる電磁場は非常に低いレベルになる。

寝室で浴びる電位場の量はとりわけ重要な問題。時計、留守番電話、変圧器、ラジオ、ステレオなどすべての電気機器はベッドから少なくとも60cmは離したほうがいい。

アナログ式の目覚まし時計(文字盤と針があるもの)はひじょうに高レベルの電磁場
を発するので1M以上は離す。

メラトニンを減少させてしまう薬

アスピリン、イブプロフェン、インドメタシン、ベータ遮断薬、カルシウムチャンネル遮断薬、睡眠剤、ステロイド剤、トランキライザーといったありふれたもの、抗うつ剤。

特にメラトニンのレベルを大幅に引き下げるのはインドメタシンらしい。

ある実験で体内でゆっくり溶けるインドメタシンを午後6時に被験者に投与した。

すると、この鎮痛剤はメラトニンの「夜間の増加を完璧に阻止した」

つまり、被験者の体内では夜間も日中と同じ量だけしかメラトニンがつくられなかった。

カフェイン

コーヒーを飲むと、覚醒作用とメラトニンの分泌がブロックされる。

希望者にカフェインを服用してもらってから明るい光をあてたところ
メラトニンのレベルはさらに下がった。

作業テストでもかられの成績はよく、カフェインか明るい光のどちらか
片方だけよりも容易に起きていられた。

仕事や翌日の試験勉強のために絶対に眠るわけにいかないという人には
耳寄りな情報。

明かりを全部つけてコーヒーを入れればいい。

逆に今夜は眠りたいなら、明かりを消してカフェインを摂らないこと。

ある実験では、夜8時にコーヒーを飲むと少なくともそれから6時間
はメラトニンレベルが抑えられるということがわかった。
(カフェインの半減期は6〜9時間)

夜コーヒーを飲んでもぐっすり眠れるという人は多い。
しかし、詳しく調べてみると彼らの眠りはあまり深くない。

そして、知らない間何回も目を覚ましている。

紅茶は230グラムには約40ミリグラムのカフェインが含まれている。

緑茶には25ミリグラム含まれている。

ソーダ類にもカフェインは含まれている。
ジョルトコーラは約340グラム中、71.2ミリグラムも含まれている。

残念ながらチョコレートにもかなりたくさんのカフェインが含まれている。

特に、ダークチョコレートはミルクチョコレートよりも濃縮されている
のでカフェインの量も多い。

カフェインは不眠以外ににもたくさんの副作用を伴う。
不安感、不整脈、腹の不調などもその一部。

妊婦がカフェインを摂取すれば、低体重児が生まれるリスクが高くなる。

また、自然流産のリスクを高めたり、コレステロールのレベルをあげたり、
血圧を上昇させたり、動脈硬化をひきおこす可能性も高くなる。

タバコ

喫煙者はタバコを吸わない人より夜間のメラトニンレベルが低い。

1994年に発表された報告は、

「すべての喫煙者は非喫煙者よりもメラトニンのレベルが低い。
喫煙とメラトニンの濃度の関連性についてはさらに研究の必要がある」

喫煙がもたらす深刻な副作用としては、

心臓病、がん、呼吸器の疾患、消化性潰瘍リスクの増加。

イギリスの医師たちは40年にわたっておこなった調査結果を
「たばこ常用者の半数は、喫煙という習慣によって命をうばわれることになるだろう」とまとめている。

副作用の中でも軽い部類に入るのは不眠症。

3516人の成人を対象に調べたところ、喫煙は睡眠を細切れにしてしまう
らしいとわかった。喫煙者は寝付きが悪く、朝なかなか起きられない。

また、女性の喫煙者は日中はげしい眠気に襲われ男性は悪夢や不安な夢に悩まされていた。

喫煙に伴う睡眠障害や、それよりも深刻な症状は、メラトニンのレベルの低下
が原因なのか? それは分からない。

だが、喫煙はやべるべきだという理由のひとつとしてそれがメラトニンの分泌を
阻害する可能性があるということを加えてかまわない。

アルコール

1993年の調査では、ワイン1〜2杯のアルコールを夜の7時に飲むと
ノンアルコールの飲料を飲んだ場合よりも夜間のメラトニンの量が
41%も少なかった。

被験者にもっとたくさんのアルコールを飲ませたところ翌日の早朝まで
メラトニンのレベルは低いままだった。

確かに、アルコールを飲むと緊張がほどけて寝つきがよくなるかもしれない。
しかし、数時間後にはリバウンド現象が起きる。

目が覚めたり、いつまでも時計とにらめっこすることになる。

また、アルコールを飲むと夜の間に目覚める回数が増える。

逆説的だが夜襲い時間にアルコールを飲むとメラトニンの生成は刺激される
可能性がある。

1995年の発表によれば、午後11時に18人の被験者がアルコールを
飲んだところ、そのうち15人は3時間の間メラトニンレベルが大幅に高くなった。

同じ飲酒でも夜遅く飲めばメラトニンの分泌を増やす効果があるのだろう。

メラトニンを減少させる可能性のある物質一覧

アセトアミノフェン、アルコール、アルプラゾラム、アスピリン、アテノロール、
ベンゼラジド、ベプリジル、カフェイン、クロニジン、デキサメタゾン、ダイアゼパム、ジルトライアゼム、フェロジピン、フルニトラゼパム、フルオキセチン、イブプロフェン、インドメタシン、インターロイキン2、イスラジピン、ルジンドール、メチルコバラミン、メトプロロール、ニコチン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニソルジピン、ニトレンジピン、プラゾシン、プロプラノロール、レセルピン、リダゾロール、
タバコ、ビタミンB12

メラトニンにやさしい生活

自然なかたちでメラトニンレベルを上げたい場合、メラトニンを多く含む食品を
就寝前のスナックとして食べることから始めればいい。

こんな簡単な方法で、ぐっすり眠れるようになり、免疫系が強化され、抗酸化物質の
防護力が高まり、加齢とともに下降線をたどるメラトニンの分泌量を補うことができるかもしれない。

眠気そのものをもよおさせたいという場合は、就寝の1時間ぐらい前がのぞましい。

これなら、ベッドに入るまでにメラトニンのレベルがあがり、ぐっすりと寝つく
ことができるだろう。

それ、以外なら明かりを消す直前に食べることをすすめる。
できるだけ長時間、食物のメラトニンの効果を持続させるためだ。

==================== メラトニンを多く含む食品(pg/g) ===================

オート麦・・・1796
トウモロコシ・・・1366
米・・・1006
生姜・・・583
トマト・・・500
バナナ・・・460
オオムギ・・・378
カイワレダイコン・・・657
明日葉・・・623
春菊・・・417

================================================================

トリプトファンとればメラトニンの生成量も増える

トリプトファンは必須アミノ酸であり、蛋白質の構成成分。
体内で合成できないので食事で摂取するしかない。

トリプトファンの分子からメラトニンができる。

松果体はまずトリプトファンをまずセロトニンに変え、
それからメラトニンに変える。

トリプトファン摂取の量に比例してメラトニンも増える
という調査報告もある。

トリプトファンは過去に事故があり、このアミノ酸の販売はまだ
禁じられている。

トリプトファン自体は変えないが、トリプトファンを豊富に含む食品を食べて
血流中のこのアミノ酸レベルを上げることは可能。

================== トリプトファンを多く含む食品(g) ==============

大豆(2/1カップ)・・・495
カッテージ・チーズ(1カップ)・・・346
鳥のレバー(100g)・・・332
かぼちゃの種(2/1カップ)・・・328
七面鳥(100g)・・・323
鶏肉(100g)・・・320
豆腐(2/1カップ)・・・310
スイカの種(乾燥したもの2/1カップ)・・・222

==========================================================

ビタミンとミネラル

特定のビタミンとミネラルを服用すればメラトニンのレベルをますます増やせる
かもしれない。

ビタミンB3・・・

体内でもトリプトファンからビタミンB3(ニコチンアミド)はできるが、
すでにできあがったB3を補充してやればその分だけメラトニンの原料にわる
分量は増えるはず。(ニコチンアミドそのものが不眠症や高血圧に効く)

乾燥アプリコット、オオムギ、牛のレバー、醸造用イースト、鶏肉、オヒョウ、
ピーナツ、豚肉、サーモン、ひまわりの種、メカジキ、ツナ、七面鳥、子牛の肉、
小麦のフスマ など

ビタミンB6・・・

ビタミンB6(ピリオドキシン)はトリプトファンがセロトニンに変わるときに
使われる。ということは結果的にメラトニンの分泌を促すことになる。

動物の場合、ビタミンB6が少々欠乏気味になっただけでメラトニンの欠乏を
招いた。

これが人間にも当てはまるなら、ビタミンB6の摂取量を増やさなくてはいけない
人が続出するはず。

ビタミンB6欠乏が予想されるのは、タバコを吸う人、酒を飲む人、避妊薬を服用
している人、加工食品を多く食べる人、うつ病患者など。

ビタミンB6とメラトニンをそれぞれ摂取すると、驚くほどよく似た効果をだす。
どちらも血圧を下げ、コレステロール値を下げ、痛みをやわらげ、うつ状態を緩和し、
免疫系を刺激し、自閉症や機能亢進が原因でできる行動をおさえる。

ビタミンB6がメラトニンの分泌をうながす働きにどうかかわっているか
まだ解明されていない。

アボカド、バナナ、醸造用イースト、にんじん、ハシバミの種、レンズ豆、レバー、
米、大豆、エビ、サーモン、ひまわりの種、ツナ、小麦のフスマ、小麦胚芽、
全粒小麦粉 など

カルシウムとマグネシウム

カルシウムとマグネシウムはどちらもメラトニンの分泌に必要不可欠。

実際にカルシウムが不足した餌を与えられた動物は松果体が縮んでしまった
という実験結果もある。

夜にカルシウムとマグネシウムを摂取すれば、夜間のメラトニン分泌にとって
どれほど+に働くかしれない。

ある研究者は、「夜間のメラトニン分泌量を増やすには、消灯時にカルシウム
を多量に摂取することが必要かもしれないと述べている。

瞑想

ストレスを減らすことも、メラトニン分泌量を増やすにはたいせつ。

マサチューセッツ大学メディカル・センターの研究者たちは、定期的に瞑想
をしている8人の女性の夜間のメラトニンの分泌量を測定し、瞑想をしない
女性8人と数値を比較した。

結果は、瞑想をするグループのほうがメラトニンのレベルが高かった。

心の状態が健康状態に影響を及ぼしているようだ。

研究者たちは、松果体が「心理を敏感に反映する」と表現する。

デカルトが、松果体は「身体と精神の合流点である」と記したのは、いまから
350年も前のこと。

マリファナ

メラトニン分泌の刺激には、さまざまな方法があるがなんといっても効果的
なのはマリファナの吸引(日本では違法)

マリファナはPGE2というプロスタグランジンの生成を促す。

どうやらこの物質がメラトニンの分泌に関係しているらしい。

イタリアでの実験では、8人の被験者がマリファナの活性成分THC
(テトラヒドロカンビナール)を含むタバコをすったところ、
20分後にはメラトニンのレベルが急激に上昇した。

2時間が経過しても彼らのメラトニンレベルは基準線よりも
4000%も高かった。

このようにマリファナの吸引がメラトニンの分泌を急増させるという事実
は一部の麻薬には+の効果があることの証明なのかもしれない。

1995年に

「ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション」
誌に掲載された論文は、

化学療法にともなう有毒作用の撃退、偏頭痛の治療、眼内圧を下げる、
鎮痛、生理痛の治療、エイズ患者の体力減退の進行をおさえるために、

幻覚剤が利用されていると伝えている。

このような症状のひとつひとつには、メラトニンも治癒力を発揮する。
ことがわかっている。

だが、メラトニンを増やすためにマリファナを吸うのはあまりいい考え
ではないかもしれない。

あまりに増加幅が大きいのであけって利益とならないかもしれない。

とりわけメラトニンがほどんど0に近い時間帯に吸引するのは問題。
昼間にそこまでメラトニンレベルが急増すれば、サーカディアン・リズム
が崩れたり、何らかの理由で健康に害をおよぼしかねない。

ライフスタイルを変える

体に染み付いてしまった行動を変える方法は、非常に実践しにくいはず。

たとえば、睡眠の習慣を変えたり、タバコやアルコールの量を減らしたり
するのは決して簡単ではないだろう。

助けを借りる方法もある。

アメリカには、健康のために生活改善をサポートしてくれる専門的なクリニック、
プログラム、支援グループがたくさんある。

地元の病院にあたってみれば、瞑想、ストレスの緩和、ヨガ、睡眠習慣の改善
を指導してくれるコースがみつかるかもしれない。

メラトニンと仲のよいライフスタイルを築くために

● 日中、日光や明るい証明にあたる時間を増やす。理想的には朝いちばんい行う
ことが望ましい。
● 夜や明るい光にあたらないようにする。
● できることなら夜間勤務や時間帯をいくつも飛び越えるような移動は避ける。
● 電磁場をできるだけ避ける
● 禁煙する。アルコールもほどほどに
● できるだけメラトニンのレベルを下げる薬を避けたり、やむを得ず服用する場合
もメラトニン分泌に与える影響を最小限にするように工夫する
● カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、ニコチンアミドが豊富な食物を食べる。
あるいは、このようなビタミンとミネラルの補助剤を利用する
● 抗酸化物質を多く含む食品をとる。あるいは、抗酸化補助剤を服用する。
● トリプトファンやメラトニンをたくさん含むスナックを寝る前に食べる。
● 毎日、瞑想したり黙想したり祈ったりする時間をとる。

メラトニンを補充する

60才以上になってしまうといくらメラトニンに優しい生活を送っていても
若い頃並のメラトニンの分泌量を取り戻すことはできないかもしれない。

たっぷり睡眠時間をとって、夜には光をさけて、毎日戸外を歩いたとしても
メラトニン量はやはり十分でないかもしれない。

年をとるにつれてメラトニンをだす機構はくたびれてくる。

視交叉上核(SCN)は生体維持に必要なニューロンを失い、水晶体は曇りがちに
なって光があまり入らなくなる。

松果体の活発な細胞は減り、それとともに細胞のレセプターも減る。
そして、結果的にはメラトニンの分泌量が減ってしまう。

70才以上になると夜間のメラトニン分泌量が、若い人の昼間の分泌量にも
とどかなくなる場合がある。

多くの人が抱えている病気や症状の中には、メラトニンの補助剤が一番の特効薬
となるものがある。

たとえば、軽度から重度までの不眠症に苦しむ人は、いま使っている薬が
メラトニンの値を下げている可能性がある。

服用をひかえたり、ベッドに入る前にメラトニンの分泌を促すスナックを
食べるだけでよく眠れるようになるかもしれない。

メラトニンに副作用はない

臨床実験でメラトニンを服用した人はすでに3000人にのぼる。

慎重にモニターした結果、どの実験でも例外なくメラトニンの毒性
はかぎりなく0に近かった。

1ヶ月間連続で数グラムという大量投与しても同じ結果だった。

この投与量は若者のメラトニンレベルを維持するのに必要な量の
何千倍にもあたる。

筆者の同僚のなかには、10年以上も大量のメラトニン(75ミリg以上)
を服用している人がいる。

● メラトニンにはっきりとした毒性が確認されたという報告はまだない。
メラトニンを注射したところ自然の状態よりも血中のレベルは10万倍にもなった。
(ロバート・サック医学博士 オレゴン・ヘルスサイエンス大学精神科)

● 純粋に毒物学上の観点からメラトニンの長所をあげれば、ひじょうに安全
であるという点だ。
(スティーブン・ポール医学博士 ドラッグ・ディスカバリー副社長)

● われわれが患者に与えるメラトニンの量は1日あたり1gと非常に多い。
このような大量投与を1ヶ月続けた結果、数人が眠気を訴えた以外、
はっきりとした毒性は見られなかった。

それ以外の患者は、メラトニンはまったく害を及ぼしていないと報告している。
(アーロン・ラーナー医学博士 イェール大学皮膚科)

● 観察した結果、メラトニンを睡眠薬や時差ボケの治療薬として使っても、
内分泌系に望ましくない影響はもたらしていないようだった。
(ジェームズ・ライト理学博士 イギリス、サリー大学)

● メラノーマ(がん)患者にこれといった害を及ぼさず、血清のメラトニンの
レベルを非常に高く維持できることを証明した。
(M・A・ケーン医学博士 コロラド大学ヘルスサイエンス・センター腫瘍学科)

● 希望を募った被験者のうち、夜に一時的に眠気を覚えるという者はいたが、
それ以外に有害な症状を訴えた者はいなかった。
(マッシモ・テルゾロ医学博士 イタリア、トリノ、サンルイジ病院)

● メラトニンで治療しているあいだ、心臓、血液、肝臓、腎臓、代謝への害は
いっさい見られなかった。

さらに、不快な自覚症状も報告されていない。対照的に、患者の多くはメラトニン
を注射した後、リラックスした感覚を味わっている。
(パオロ・リッソーニ医学博士 イタリア、モンツァ、サンジェラルド病院放射線科)

服用すべきでない場合

ここであげるのは、理論的に可能性があると思われる副作用であって、
すでにあきらかになっているというわけではない。

メラトニンが店頭で自由に購入できるようになり、この数年で利用者
は何十万人にも増えたわけだが、深刻な副作用を起きたという話は聞かない。

ただ、メラトニンを扱っている大手小売業者によれば「人によっては、少々変わった
反応が起きる場合がある」ということ。

● 該当者
→ 理論上のリスク

● コルチゾンやデキサメタゾンなどのステロイド剤の使用者
→ メラトニンは薬の効果を打ち消すかもしれない

● 妊娠中の女性
→ 妊婦がメラトニンを服用するという実験はまだおこなわれていない。
リスクは不明。

● 妊娠を望む女性
→ 10mg以上の服用は排卵を妨げる可能性がある。

● 授乳期の女性
→ 少量のメラトニンが母乳に混入する

● 重い精神疾患を抱える人
→ 初期の研究では、重い精神疾患を抱える患者に昼間メラトニンを大量投与
したところ症状が悪化した。

● 重いアレルギーのある人
→ メラトニンは免疫系を刺激してアレルギー反応を強める可能性がある。

● 自己免疫疾患の患者
→ メラトニンは免疫系を刺激して自己免疫反応を強める可能性がある。

● リンパ腺や白血病などの免疫系のガンを抱える人
→ メラトニンは免疫細胞をさらに刺激する可能性がある。

● すべての年齢の子供
→ たいていの子供はメラトニンレベルがもともと高い。体外からのメラトニン
の摂取がもたらす効果はまだわかっていない。ただし、特定の精神的および肉体的
な障害のある子供は、メラトニンのおかげで多大な恩恵を受けている。

メラトニン補助剤の選び方

合成したメラトニンと、松果体から抽出した「天然」ものの2種類がある。

筆者としては、「合成」のものをすすめる。

松果体の抽出物だけを原料とした錠剤にはメラトニンが少ししか入っていない。
1ミリグラムという微量の純粋なメラトニンをつくるには、
何十万頭もの動物の松果体を精製しなくてはならない。

また、そのような錠剤に本物の脳の組織が入り込んでいれば、潜伏性の
ウィルスやたんぱく質もまぎれこんで、抗体反応をおこす恐れがある。

だから、合成メラトニンを買うほうが安全性が高い。

高品質のメラトニンは、製薬上の基準を満たした原料から作られている。

そして、科学者が開発した工程をへてあらゆる点で私たちの松果体で
分泌されているメラトニンにそっくりな物質ができあがる。

正真正銘のメラトニンといっても通るぐらいの出来ばえだ。

どれぐらい飲むべきか

年齢、メラトニンを服用する理由、現在のメラトニンレベル、どのタイプの
薬を選ぶか、肝臓ではどの程度のメラトニンが代謝されるのか、といったさまざまな
条件により答えは変わってくる。

メラトニンを処方する医師たちは、患者には狙い通りの効果が出る最小量を処方
するべきであるという考え方で一致している。

老化防止や抗酸化物質としての効果を狙うのであれば
「若者並の夜間のレベルを目指すといい」
というのが共通の見解。

0.1ミリグラムという程度のごく少量を服用することをすすめる。
(1つの錠剤をさらに細かく割って服用すればいい)

=== 現在望ましいとされている服用量の範囲 ===

睡眠・・・0.2〜10mg、就寝時に服用
時差ボケ・・・1〜10mg、現地時間でベッドに入る直前に服用
老化防止・・・0.1〜3mg、就寝時に服用
交代制勤務・・・1.5mg、主要な睡眠をとる直前に服用
免疫系を刺激・・・2〜20mg、主治医の指示に従う

=====================================

メラトニンは夜に服用するべき。

午後10時11時と時間を決めて服用すれば生物リズムが安定して機能の
アップにつながるだろう。

生物リズムそのものに老化防止効果があるかもしれないから。

睡眠補助剤として使用する場合には服用量の幅がひじょうにひろい。
0.1mg〜50mgまでさまざま。

まずは1〜2mgから始めて必要に応じて増減していけばいい。

望ましいとされる上限は10mg。

それ以上になると血中メラトニンレベルが非常に高くなり翌日まで
もちこしてしまう。

(多くの人が19mg服用後、およそ12時間のあいだ血中レベルが高くなる。
これは松果体の夜間の分泌スケジュールにほぼ重なる)

時間と頻度

日中メラトニンを飲んではいけない。血流中のメラトニン量は
昼間はほとんど測定不能なほど少ない。

補助剤を利用する目的は、体の自然なプロセスを強化することであり、
撹乱することではない。

日中のメラトニンレベルをあげれば、サーカディアンリズムが崩壊
するばかりか他にも望ましくない副作用がおきる可能性がでてくる。

また、反応動作がスローになり、事故で負傷するリスクも増す。

異常なストレスに襲われた場合、感情的に不安定になった場合、
一時的な不眠、風邪やウィルスにかかった恐れがある場合はそのつど
服用する。(ただし、服用するのはあくまで夜にかぎる)

体験談

ボニー・T・76才。

「糖尿病があるので毎日2回ずつ血糖値を測ります。メラトニンを
使いはじめてから、血糖値が下がりました。

特に午後は低くなります。

朝起きたときに、足元がしっかりしてきたような気がするんです。
足が動きやすくなって元気よく歩けるようになりました。

前から胸に黒いほくろがいくつかあったのですが、
どれもみな色が薄くなってきました。これには驚きました。

本当に満足しています」

クリスタル・E・30才。

「子宮内膜症で生理痛がひどいのでプロパセットとトラドールを痛み止め
として使っていました。

そのせいで夜、睡眠がとぎれとぎれになって悪夢にうなされるのです。
メラトニンを服用するようになってからもうプロパセットは必要なくなりました。

よく眠れるようになりましたし、痛みも随分おさまり悪夢を見ることもなくなりました」

ジェーン・R・47才。

「メラトニンを使いだしてから2年になります。その間、一度も病気にかかっていません。風邪もひかないんですよ。ゾクゾクすることはあっても絶対にそれ以上悪くなりません。夫と2人に娘はしょっちゅう風邪をひきます。以前は私も風邪が何週間も長引くことがありましたけど。それから、今ではとてもよく眠れるようになりました」

ダニエル・C・52才。

「メラトニンの服用をストップしたことが何度かあったが、そのたびに風邪をひいて
疲労感に襲われた。だから、また飲み始めるというわけだ」

シェリル・S・48才。

「緊張が激しすぎて眠れない時があります。メラトニンを飲むとリラックスしてそのまま眠れます」

マーサ・K・63才。

「夫婦でメラトニンを飲んでいます。長い時間眠れるようになりました。
以前は、夜中によく目が覚めてしまっていたんですが、今ではよほどひどいストレスでもなければそんなことはありません。

それに、ぐっすり眠れて少々睡眠時間がたりなくてもすっきり起きられるんです。

6時間も眠ればもう平気です。夫はどんなふうに変わったのかはっきりとは言いませんがよく眠れるようになったようです。

夜中にトイレに立つことも、2人とも少なくなりました。1回もトイレに立たない日が多いですね」

カレン・H・50才。

「両方の胸に選択的手術を受けました。1回目の手術の1ヶ月後に2回目でした。メラトニンを飲み始めたのは、1回目と2回目のあいだです。手術後の回復が2回目の
ほうが早かったですね。1回目の半分でした」

キャサリン・S・62才。

「もう何十年も前から、朝方の4時になると目が覚めて、それきり眠れなくなっていました。だから、昼間はぐったりしていました。でも、今はメラトニンを使っていますから、朝までぐっすり眠れます。おかげさまで一日中元気でいられるようになりました」

薬とは、健康とはいったい誰のものなのか

病人や負傷者、そして高齢者の治療で金儲けを狙う社会、それが私たちが
置かれている経済中心の社会の現状。

しかし、製薬業界にそっぽを向かれているのはなにもメラトニン
に限ったことではない。

たとえば、めったにない病気の治療に使われる稀用薬なども投資に対する
見返りが少ないという点では同じ。

稀用薬の消費者層はごく限られている。

これではとても研究開発コストを回収できない。人道主義的見地に立って、
連邦政府はこうした病気の治療法の開発に製薬会社が積極的に取り組むよう
奨励金の制度を設けている。

しかし、そのような法律もメラトニンの研究に関心をもつ企業には
役に立たない。何百万もの人間を救う可能性を秘めているこのホルモンは、

稀用薬には分類されない。

また、特許の対象外となることも研究材料としては不利。
それでは研究の元がとれない。

メラトニンそのものを研究するかわりに、製薬会社はメラトニンの「類似物」
を製造している。

これはメラトニンのそっくりさんのような分子で、メラトニンのはたらきの
一部をそなえていると考えられている。

しかし、分子構造はそっくりというわけにはいかないので特許の取得が
可能なのである。今のところ、百を超えるメラトニンの類似物質が特許を取得。

さらに、それ以上のものが開発中。

メラトニンの類似品が治療上で威力を発揮する可能性はある。

しかし、メラトニンもどきは人間の体に副作用をひきおこしたり、
望ましくない効果をもたらす危険性がある。

予想もつかぬ形で、新しい薬が私たちの体の性質を変えてしまう可能性がない
とは言い切れない。

安全性という点では、筆者はやはり本物のメラトニンに軍配をあげる。
メラトニンには、開発とテストに少なくとも300万年をかけたという実績がある。

なによりもメラトニンのさまざまなはたらきのすべてを人工的に
作り出すのは無理だろう。

融資を引き出すには、刺激に欠けた自然薬に人間が健康なるための全てが秘められている。 

感想・・・

就寝前のメラトニンを含む食品の摂取を進めていますが、
少なくとも睡眠の2〜3時間前には胃が消化していない状態
で寝ることが望ましいというのが定説ですよね。

それを上回るだけの回復力があるなら別ですけど
やってみないとなんともいえないですね。

日光浴のビタミンDとは別に光の量が体調を決めるというのは
感覚的にも間違いないと思います。

確かに、曇や雨が続いて浴びる光の量が足りないと
気分が腫れなかったり、パソコンしていても認知力が低下
しているのを感じますね。

TAKAさんは朝、7時ぐらいから運動を始めますが
だいたい曇りや雨の日は照度が10000ルクスを超える
のは9時以降なんですよね。

これにきづいてから最近はちょうどここ2〜3日は雨、曇が
続いているので朝行う運動をお昼前にやってみました。

(今は11月)

やっぱり体調よくなりますね!

今後は意識的に光量を調節して体調管理していきたいと思います。

経験則的に感じていた光と闇についての論理的な部分を
しっかり認識できたことにより今後はなんとなくではなく狙って
万全の体調を維持していこうと思います ^_^

昼間は光が必要だけど、逆に夜は暗闇が必要なので
間接照明も買って就寝1〜2時間前に切り替えるようにしました。

照度計も買いました。

これは数字で1日のうちに浴びた光量を把握できるのでいいですね。

特に屋内作業者の人は、うっかりすると光量が足りなくなって
うつをはじめ元気がなくなっていくことにつながってくるので
意識的に光量を調節して取り込んでいくことが必須になるでしょう。

ありがとうございます。m(_ _)m

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